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Web版ハンダ付け教室「クモハ123-5・6キット」を作る

<第3回> カツミ営業部の森です。 家でハンダ付けする事が「社会貢献」になるなんて思いもしませんでした。
元々が、会社の人と家族しか交流を持たない性分なので、世間で言うところの「新しいライフスタイル」は苦になりません。その上趣味が「模型」と「(ネットで)競馬」ですから、プライベートは「STAY HOME」です。
私みたいな方も、そうでない方も、この機会に「クモハ123-5・6キット」にチャレンジしてみませんか?
*前回の追補:窓周りの前面手摺は塗装の順番(黒?青の場合)を考慮して、塗装後の接着でも構いません。


15.<前面ステップ>の取付け

切り出したステップは90度に山折り(溝が外側)をします。前面のスリットに差し込み裏側からハンダ付けします。

16.<アングル>の取付け①

当車両は、車体裾から3.0mmの位置にアングルを取付けます。アングルの位置はキットによって異なりますので、必ず添付図や説明書で確認して下さい。
このアングルを正確かつ水平に取り付ける訳ですが、ここで登場するのがカツミ製「アングル取付治具」です。実はこの度、22年振りに改良を施した「アングル取付治具Ⅱ」を発売致しました。是非、お試し下さい。
肝心の取付け方です。アングルのネジ穴が切られた面を治具のスリットに差込み、アングルの脚を車体に掛けます。その際、車体の外側にベークブロックを添えて持つと、(車体裾とアングルが)平行になり、隙間なく合わせる事が出来ます。
さてハンダ付けですが、車体の中央部から外側に向かって、2cm間隔で点付けして行きます。

17. <アングル>の取付け②

従来は、この点付けを仮止めとし、この後に本流しをしていたのですが、かつてのプレス車体と異なり、今はエッチング車体が主流です。エッチング車体は板厚が若干薄く、かつ薬に漬けているせいか熱に弱く(根拠はありません。私の感覚です。)、歪み易くなっています。本流し的な事をしてしまうと、車体裾がヘナヘナになってしまうので、点付けで止めておきます(それでも強度は十分にあります)。
床板が当たる面にハンダが付いてしまったら、削り取っておいて下さい。

18.<前面傾斜窓>の組立て>

かつての「クモユニ74」では、唯一難しい箇所が、この前面傾斜窓でした。しかも今回は貫通扉がある為、左右に分割されていますので手間が倍になります。そこで今回は、ハンダ付けではなく、接着剤でも取付けられるよう、のりしろを大きく取っています。
窓周りは90度に山折り(溝が外側)し、のりしろが窓周りと直線になるよう、軽く角度を付けます。
尚、ハンダ付けでの取付け方法は、又の機会に紹介したいと思います。

19.<ライトケース>の取付け>

電球で前照灯を点灯させる場合は、裏面のライト突起にライトケース(パイプ)を垂直に取付けます。あまり極端に傾斜していると、電球を入れて点灯させた時、あらぬ方向を照らしてしまい、格好悪いものとなってしまいます。ご注意下さい。
尚ハンダは、パイプをグルっと一周させる必要ありません。一か所付いていれば十分です。
今風のチップLEDで点灯させようとお考えの方は、直接前面裏にチップを貼れば良いので、このパーツは取付けなくても良いでしょう。

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